「見てるだけ」の方は未来のお客様です☆
携帯ショップに来店するお客様は、携帯電話に関する新規ご契約や、
ご契約変更、機種変更など、さまざまな用件で来られています。
また、上記を検討していて、実機を確認したい、
携帯アクセサリーを見たいという方も少なからずいらっしゃいます。
ここでは、「見てるだけ」「今日は買わない」というお客様への対応について、
携帯ショップへのスタッフ派遣の実績豊富な株式会社プロバイドジャパンがご説明します。
◆「見てるだけ」はどんな客?
「見てるだけ」「今日は買わない」という方も、ご来店いただいている時点で、
取り扱っている商品やサービスに何らかの関心がある方です。
つまり、今すぐには、購買行動にはつながらなくても、近い将来、
お客様になる可能性が高い「未来のお客様=見込み客」なのです。
なので、買わないとわかっても、ぞんざいな態度になったり、
適当にあしらったりしてはいけません。
そういう気持ちは、お客様には意外と伝わってしまいます。
「見てるだけ」「今日は買わない」ことに対して、
否定な感情を持つのではなく共感することが大切です。
◆未来のお客様へのアプローチ
お客様の気持ちが今どのような状態にあるのか想像して、
それをサポートできるような提案をしてみましょう。
この提案次第で、今日は「買わない」お客様も明日になれば「買いたい」お客様になって、
再度ご来店いただけるかもしれません。
◎欲しいものがわかっているお客様
スマートフォンや携帯電話の特定の機種、特定のサービスに注目していて、
少しでも欲しいと思っていらっしゃる方です。
欲しい・必要だという商品・サービスの魅力や特徴などについて具体的に紹介してみるといいでしょう。
また価格面で有利になるキャンペーンやセール情報があれば、そちらのご紹介も忘れずに。
◎迷っている・比較しているお客様
商品やサービスの必要性はわかっているけど、今ひとつ心が動かされるものに出会えておらず、
競合するものと比較している段階のお客様です。
具体的な商品・サービスを提案するのではなく、「困っている」「こういうものが欲しい」など
必要と思う理由をたずねてみるといいでしょう。
そのうえで、問題を解決できそうな商品を提案してみるといいかもしれません。
◎興味はあるけど今すぐ必要ではないお客様
どうしても必要か? というとそれほどではなくて、興味ある商品を手に入れたいと思えるような
理由を探しているお客様です。
こういったお客様には、商品そのものではなく、商品の特徴から得られるメリットや、
持たないことのデメリットなどをそれとなく提案してみるのもいいでしょう。
◆声かけ・アプローチは必須です
「見てるだけ」のお客様に対しては、今すぐ買っていただけるアプローチではなく、
明日買いたくなるようなアプローチをしてみることが大切です。
なかには、自分からスタッフに声をかけられないお客様もいらっしゃいます。
まずは、「いらっしゃいませ」に加えて何か一言付け加えてみましょう。
あまり声かけを好まない方もいるかもしれませんが、しつこすぎない適切な声かけならば、
きちんと反応が返ってくるはずです。まずはお客様の様子を見たり、
ご要望をうかがったりすることで、気持ちよくショップで過ごしていただくことを心がけましょう。