介護保険施設とは?|介護士派遣の基礎知識

介護施設・老人ホームは「有料老人ホーム」「高齢者向け住宅」「介護保険施設」「各種地域密着型施設」「軽費老人ホーム」の5つの種別に分類されます。「有料老人ホーム」「高齢者向け住宅」の詳細は以下からご確認ください。

>> 有料老人ホームとは?
>> 高齢者向け住宅とは?

今回は、「介護保険施設」にフォーカスして解説していきます。

介護業界では派遣社員の活用が急ピッチで進んでいますが、ひと言で「介護派遣」と言っても、働く施設は多岐にわたります。勤務する施設によって派遣スタッフの業務内容も変わってきますので、就業してから「イメージしていた仕事と違う・・・」とならないよう、介護施設ごとの特徴はしっかり把握しておきましょう。

介護保険施設とは?

介護保険施設とは、介護保険が適用される居住型の施設のこと。入所者の要介護度や、提供される介護サービス・医療サービスによって以下の4つに分類されます。いずれの施設も介護保険の財源で運営されているため、入所時の初期費用はほとんど必要なく、月額費用も有料老人ホームなどに比べて低額になっています。

特別養護老人ホーム(特養)

特養は、在宅介護が困難になり、常に介護が必要な高齢者のための介護施設です。入所期間に制限がないため、いわゆる「終の棲家」として利用されるケースも多くあります。

要介護度3~5の認定を受けた高齢者を対象としており、入浴・排泄・食事の介助などの介護サービスを中心に、機能訓練、生活支援、健康管理、レクリエーションなどのサービスが提供されます。

▼ワンポイント!

特養は要介護度の高い方が多く、身体介護をおこなう割合が高いため、「しっかりとした介護スキルを身に付けたい」という方にはおすすめです。認知症の方も入所しているため、幅広い介護経験を積むことができます。「特養で働いていた人は、他のどんな介護施設に行っても大丈夫」と言われるほどです。

介護老人保健施設(老健)

老健は、病院を退院した高齢者が在宅復帰を目指してリハビリをする介護施設で、「自宅と病院の中間施設」と位置づけられています。

要介護度1~5の認定を受けた高齢者が対象となり、症状が安定していることや入院治療が必要ないことなどが入所基準になります。リハビリの専門家による本格的なリハビリを受けられるほか、医師・看護師による医療ケア、入浴・排泄・食事の介助などの介護サービス、生活支援などが提供されます。なお、老健は自宅復帰を目指す施設なので、一定期間での退去が前提になっており、3ヶ月程度で退去するのが一般的です。

▼ワンポイント!

老健は比較的、要介護度の低い方が多いうえ在宅復帰に意欲的なので、特養に比べると介護スタッフの身体的負担は軽いと言えます。リハビリの成果が出て在宅復帰する方の笑顔を見るのは、介護スタッフのやりがいになるはずです。

介護療養型医療施設(療養病床)

療養病床は、寝たきりの方など、ある程度病状が安定していて長期にわたる療養・介護が必要な高齢者が生活する医療施設です。

要介護度1~5の認定を受けた高齢者が対象となりますが、実際には、要介護度4~5の方が中心になっています。医師による充実した医療ケアやリハビリを受けられるのが、療養病床の特徴です。入浴・排泄・食事の介助などの介護サービスも提供されますが、生活支援サービスはあまりありません。

なお、療養病床は2023年度末までに廃止が決定しています。療養病床に代わる施設として新たに創設されたのが、後述する「介護医療院」です。療養病床は、介護医療院への転換が推進されています。

介護医療院

介護医療院は、2018年4月に新設された医療・介護・住まいの機能を併せ持った施設です。長期的な医療と介護を必要とする高齢者が生活します。

介護医療院はⅠ型・Ⅱ型の2種類があります。Ⅰ型は、医療ケアの必要性が高い要介護者を対象としており、「介護療養病床相当」の医療ケアができることが設置基準になっています。Ⅱ型は、比較的容体が安定している高齢者を対象としており、「老健施設相当以上」のサービスを提供できることが施設基準になっています。

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