派遣保育士は正社員よりメリットが多い!?

保育士不足が叫ばれる昨今、「派遣保育士」がクローズアップされています。派遣保育士は文字どおり、「派遣」という勤務スタイルで働く保育士のこと。雇用する側(保育園・保育所)も、働く側(保育士)も、「正社員よりも派遣のほうが良い」と判断するケースが多くなり、今、派遣保育士が増えています。

今回は、働く側から見たときの「派遣保育士のメリット」について解説していきましょう。

保育士で働くなら正社員より派遣のほうがいい4つの理由

01:効率的に稼げる

「保育士は給料が安い」とは、よく言われること。このことは否定できませんが、あくまでも正社員の給料を前提にした話です。

「保育士の派遣求人が増え、時給が上がっている!」でも触れたとおり、最近は派遣保育士の時給が上がっています。もちろん、派遣だとボーナスが出ないので、年収で見ると正社員を下回るかもしれませんが、パート・アルバイトに比べると高時給の傾向にあります。効率的に稼げるのは、派遣保育士の大きなメリットだと言えるでしょう。

02:柔軟に働ける

派遣保育士は、勤務時間・勤務日数などを柔軟に調整しながら働けるのがポイントです。子どもの学校行事に参加するなど家庭の事情に合わせることもできますし、趣味の時間を増やすなどライフスタイルに合わせて働けるのも魅力的ですね。

派遣保育士なら、半日勤務や早番・遅番といった短時間のシフトを組むことができますし、もちろんフルタイムでも働けます。出産後、再び保育士として働きたい方、扶養の範囲内で働きたい方、出勤できない曜日がある方、家事・子育てと両立したい方などには、派遣保育士は最適な選択肢になるのではないいでしょうか。

03:残業がない/少ない

「保育士は比較的残業が多い」「残業しても残業代が支払われる職場は少ない」などと言われることがあります。このように、やむを得ずサービス残業をしている保育士さんもいるようですが、これも正社員を前提にした話です。

派遣保育士は基本的に残業はありませんし、残業が発生したとしても短時間で済むことがほとんどです。給料は派遣会社の規定に基づいて支給され、基本的には時給制なので働いた時間分の給料がきっちり振り込まれます。「残業代が支給されない……」といった心配もありません。

04:人間関係のトラブルに巻き込まれにくい

保育士の職場は大半が女性です。女性が多い職場ならではのトラブルも多く、それが原因で辞める人も少なくないようです。しかし、派遣保育士ならそんな心配をしなくていいかもしれません。

派遣保育士は、「派遣」という正社員とは一線を画したポジションで働くため、正社員とは一定の距離を保つことができます。人間関係に深入りしていくことがないので、いじめなどのトラブルにも巻き込まれにくいと言えます。もし、職場のトラブルに巻き込まれそうになっても、派遣会社の担当者が相談に乗ってくれますし、場合によっては間に入って交渉してくれるので安心です。

もう一点、加えるとすると、派遣保育士は「有期雇用」であることがプラスに働きます。保育士同士の仲が悪くドロドロした職場だったとしても、我慢して同じ職場でずっと働いていく必要はないのです。「この職場はダメだ……」と思ったら、サクッと辞めて別の職場に移ることもできます。

まとめ

「保育士等に関する関係資料(厚生労働省)」によると、平成25年の保育士登録者数は約119万人。そのうち、勤務者数は約43万人で、潜在保育士(保育士資格を持ち登録されているが、社会福祉施設等で勤務していない者)は約76万人です。つまり、保育士資格を持っていても、結婚や出産のため、また労働条件への不満などから、保育士として働いていない人がたくさんいるということですね。

こういった潜在保育士の方も、派遣というスタイルならスムーズに就労できるのではないでしょうか。