英語力を身につけて外国のお客様をおもてなし!
「爆買い」という言葉が流行語になるほど、日本国内のインバウンド(訪日外国人旅行者による)
消費・需要は高まりつつあります。かつては旅行業・観光業に関連する業種であれば
英語力・英会話力はもちろん必要とされていましたが、最近はカフェやレストラン、居酒屋などの飲食業、
百貨店やスーパー、ディスカウントショップ、コンビニはじめとする小売業など、さまざまな接客シーンで
語学力が必要とされています。そして携帯ショップもそのひとつ。
実は携帯ショップにも外国のお客様は多くいらっしゃいます。
◆まずは英語であいさつを!
外国語を覚えるためには、失敗を恐れずに使ってみることが大切。
日本語による接客と同じように、接客に必要な基本的な英語の言い回しを、
まずは定型文で覚えてしまい、どんどん使ってみましょう。経験を重ねるなかで、
より喜ばれる言い回しやフレーズを研究し、覚えていけるといいですね。
◎外国からのお客様にはフレンドリーに
日本人のお客様が比較的丁寧さを重視するのと対照的に、英語を母語とする外国人のお客様は、
何より「親しみやすさ・フレンドリーさ」を重視する傾向にあるとされています。
平等性を大切に考えるアメリカ人などにはとくに顕著です。
日本人らしい接客の丁寧さももちろん大切ですが、会話の入り口として
フレンドリーな挨拶をしてみましょう。
◆外国人のお客様へとっさの一言
◎入店されたらまずは明るく挨拶を
一般的にお客様をお迎えするときの挨拶は「Hello!」「Welcome!」でOK。
◎挨拶からもう一歩進んだ呼びかけ
お客様が何かを探している様子なら、一歩踏み込んだ言葉かけをしてみましょう。
「お手伝いしましょうか?」という意味の「Can I help you?」が最適です。
定番中の定番のフレーズですから、「いらっしゃいませ」と翻訳されることもあります。
より丁寧な言い回しにしたいなら「can」を「may」にしてみるといいですね。
その他、次のような単語をつけることでバリエーションを増やせます。
Can I help you with anything? 何かお手伝いしましょうか? How can I help you today? 今日はどのようなご用件で?
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このような質問の場合、お客様は「Yes」か「No」で返事をします。
ただ商品を見ていたいだけなら「No」と答えるはずです。
もし、何か探している場合は「Yes,Please(お願いします)」 や
「I’m looking for ◯◯(◯◯を探しているのですが…)」と返されるはずですので対応を。
「no thanks(いいえ、結構です)」と返されたら次のフレーズを使ってみてください。
必要なものがあれば、声をかけてくれることでしょう。
Ok, well let me know if you need anything. かしこまりました。何か必要でしたら知らせてください。
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◆時間を有効に使って語学でスキルアップを!
外国人のお客様とのやりとりでは、単語だけの会話でも伝わるものです。
しかし、より丁寧な説明ができるように、取り扱っている商品やサービスについて
英語での説明も準備しておくといいですね。
接客業の派遣のお仕事を希望しているなら、基本的な英会話を身につけていることは、
今後さまざまな面で有利になるでしょう
派遣で働くことのメリットとして、自分の時間を確保しやすいというポイントがあります。
語学力を磨いて、さらなるスキルアップを目指すなら、時間を有効活用して英会話教室へ
通うのもおすすめです。また、最近は無料で英語が学べるインターネットサービスも充実しています
。スマホアプリなどで空いた時間に手軽に会話のフレーズを覚えることも可能ですから、
ぜひトライしてみてください。